７月２３日（土）に、群馬県玉村町にある全国食肉学校主催の「肉の食育体験」に潜入してきました^^

小中学生１２名が参加し、にぎやかな雰囲気の中、まずはお肉の勉強から始まります。
私たちの食卓にお肉が届くまでの物語を分かりやすく紹介した紙芝居は、子どもだけでなく大人の心にも響き、動物の命をいただくという大切さを学ぶことができました。

他にもイラストをたくさん使った説明や、クイズなども出題され、楽しみながらお肉の知識を身に着けられます。

休憩を挟み、実際にお肉の加工について学んでいきます。
初めに出てきた豚の枝肉は、触ったり記念撮影ができたりと皆さん興味津々。（私も写真を撮らせてもらいました^^）
その後、食肉学校の生徒さん達による大分割のデモンストレーションが行われ、するすると手際良く部分肉ができていく様子に魅入られます。

今回の体験会を主催した全国食肉学校では、３か月、６か月、１年の３つのコースで食肉の技術を習得し、豚以外にも牛・鶏・鹿・羊など様々な種類の食肉について学べるため、国内外から食肉に携わる事業者や飲食店を営む方が入学しています。
コロナ前は、世界２０ヶ国もの国から研修生が訪れ、きめ細やかな指導ができるように、英語の通訳付きで授業を行っていたそうです！
今回の生徒さんも北海道から沖縄まで県外の生徒さんが多く、肉について学ぶ上で魅力的な学校であることがうかがえました。

デモンストレーションが終わると、ソーセージひねり、とんかつ用カット、焼肉用カットの体験に入ります。
学校の先生方・生徒のみなさんの丁寧な指導に、子どもたちも楽しそうに作業していました♪

体験会の最後は自分たちで作ったソーセージと豚肉の試食会です！
動物の命をいただくことへの感謝を込めて「いただきます」、そして「ごちそうさまでした」の言葉で締めくくり、体験会は終了となりました。

今回の体験を通して、動物の命をいただくことについて改めて考えさせられ、その大切さを再認識し、食卓にお肉が届くまでに、どのような方がどのような仕事をされているのか、大変多くを学ぶことができました。
また、肉のプロを輩出する全国食肉学校の先生方、生徒の皆さんの技術に間近で触れ、貴重な経験ができました。

来年も実施予定ですので、ぜひ足を運んでみてください♪

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公益社団法人 全国食肉学校
〒370–1103 群馬県佐波郡玉村町大字樋越1794
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